今回はブラック企業の見分け方について書いていこうと思います。
私は今まで4社のブラック企業に勤めていました。1社目はインテリア販売の営業、2社目が電気組合、3社目が電気関係の製造、4社目が医療用ガラスの製造でした。主にパワハラや長時間労働、サービス残業でした。
さすがにこれだけのブラック企業で働いていたら共通点があることが分かります。
目次
ブラック企業の見分け方求人票編
求人票に書かれていることは基本嘘だと思った方がいいです。
給料が安い

今まで勤めていたブラック4社で共通しているのが給料が安いことです。さらに給料が安いからと言って仕事は楽ではないです。むしろ安い会社ほど激務です。給料が20万円未満の求人は応募する必要はないです。
また、給料が20万円以上の場合でも注意するべき点があります。謎の手当で給料をかさまししている会社は要注意です。ボーナスに手当は考慮されません。
例えば基本給が12万円で技術手当が8万円でボーナスが3か月分の会社だと、基本給×3で36万円のボーナスしかもらえません。基本給が20万円の場合は60万円貰えます。
低い給料を手当で誤魔化している会社には注意してください。
求人票に書かれている残業時間・年間休日は当てにならない

まず最初に言いたいのが求人票に書かれている残業時間や年間休日は、嘘ばかりだと思った方がいいです。基本的に書かれている残業時間より長く残業することを覚悟してください。
本当の残業時間が知りたい人は営業時間外に会社に行き、会社の電気が付いているか確認しましょう。交代制で24時間稼働している会社でなければ、この方法で分かります。
年間休日も嘘が書かれている可能性があるので、会社の休日に会社に行って確認しましょう。会社に社員が沢山いたり、車が沢山止まっていたら、休日出勤が当たり前の会社です。
場所が遠く確認が難しい場合は、非通知で会社に電話するのも有効です。必ず電話に出るとは限らないですが、もし遅い時間に電話がつながったら要注意です。
一回だけだと偶然の可能性があるので何度か確認するといいです。
年中求人出してる

ブラック企業は基本年中募集しています。退職者が多いので年中募集しなければ人手が足りなくなるからです。特に社員数が少ない会社はかなりやばいです。入社してすぐに責任の重い仕事を教育も受けずにやらされる可能性が高いです。
過去の求人は「ハロワ過去検索」で検索できます。
https://hwsearch.me/
社員数が増えていないのに常に募集している会社は、常に人が入れ替わっている証拠です。また、募集人数が会社の規模の割に多いのも注意です。すぐに人が辞めるから初めから大目に募集しています。
アットホームな職場と書かれている

「アットホームな職場」と書かれていても必ずブラック企業とは限りません。しかし、「アットホームな職場」と検索したらブラック企業に関してのサイトが沢山出てくる現代で、求人票に「アットホームな職場」と書くのはリスクでしかありません。
そんなこともわからずに求人票に書かれているのは、古い考えの人間しかいない会社だということを自ら証明してるにすぎません。
ブラック企業の見分け方面接編
社員の雰囲気が悪い

社員の目が死んだ魚の目をしてるなら要注意です。長時間労働やパワハラで疲弊している可能性があります。また、髪型にも注意しましょう。髪が長くぼさぼさになっている人は、髪を切りに行く時間もない可能性があります。
思い切って社員の人に会社について聞いてしまうのもありです。「辞めておいた方がいい」と言われた時は面接を辞退した方がいいです。その話が嘘であれ本当であれ、そんな答えが返ってくるということはまともな会社ではないからです。
また、曖昧な答えしか返ってこない場合も注意した方がいいかもしれません。自分の会社に誇りを持っている人ははっきりと答えるからです。
面接官のマナーが悪い

面接に来たあなたは会社にとって客です。そんなあなたにタメ口で話したり、腕や足を組んで面接をする人は平気でパワハラをする人間です。
マナーは社会人にとって常識です。それが出来ていない人間が面接官ということは、入社してからもその態度が続くということです。
圧迫面接は論外です。あなたのストレス耐性を確認して、奴隷になってくれる人を見極めています。
私の場合、面接官が元公務員の天下りでした。マナーが悪く部下にタイムカードを定時に切るように命令し、仕事の途中で帰ります。
逆質問では残業や休日、有給などについて聞く

この質問の意図は労働条件の確認ではなく、面接官の態度を確認するためです。質問をして面接官があからさまに不機嫌な態度をとる場合は、ブラック企業だと思った方がいいです。
質問に答えられない場合も論外です。職場の状況を把握できていないか、あなたの質問に負い目があるからです。
ブラック企業は平気で嘘をつきます。面接官の答えは話半分に聞きましょう。私が電気組合の面接で、前職で残業代が出なかった話をしたにもかかわらず、残業代が出なかったからです。
内定をもらったら労働条件通知書を必ず送ってもらう

労働条件通知書は、企業が従業員を雇い入れる際に、労働条件を明示するために交付する書類です。
労働基準法で義務付けられており、労働者と企業の間のトラブルを予防する目的があります。主な記載事項は、賃金、労働時間、休日、有給休暇、退職などです。
私は職業訓練学校に通っていたことがあるのですが、かならず労働条件通知書を入社前にもらうように言われました。
これにより、自身の労働条件を事前に確認でき、入社後のトラブルを事前に防ぐことができます。もし、拒んだり文句を言うようなら内定は辞退するべきです。
もしブラック企業に入社してしまったらすぐに退職するべき

よくブラック企業でも最低3年働かないとキャリアに傷がつくといわれていますが、私はその意見には反対です。人生において3年間の時間は貴重だし、ブラック企業が原因で体を壊したり、死んでしまったらそもそも就職もできなくなるからです。
電気組合に入社した時、前任者の人は行方不明で山に車だけが残っていました。死んだらおしまいです。
実際私は4社ブラック企業を退職していますが就職できてるので、ブラック企業を退職するのは問題ないです。
今は1年以上働いていたらすぐに失業手当をもらえるようになったし、労働基準法に違反していることを証明できるのなら、1年未満でももらえます。
実際に私は半年で電気関係の製造業を退職していますが、毎月100時間以上の残業を証明できたのですぐにもらえました。
退職することを迷っている人は、無理して退職しなくても大丈夫です。今すぐに辞めなくても大丈夫ということは、すぐには死なないということです。本当に命の危機が迫った時に辞めてもいいと思います。
私は時間を無駄にしたくないし、このまま仕事をしていたら死ぬと思い辞めました。
退職代行を使うのもいいと思います。ブラック企業の攻撃から身を守ることができるからです。
退職代行モームリに相談する
