以前はDellのAW3425DWを使用していて画面焼き付きのため交換しましたが、1か月後にうっすらとまた焼き付いてしまいました。毎日12時間以上使用していると画面が焼き付いてしまいます。
画面がこれ以上焼き付きしないか気にしながら仕事やゲームをするのはストレスが溜まるので手放して、以前使用していた同じDellのWQHDのモニターを使用していました。
しかし仕事やブログの記事を書いているときどうしても作業領域が狭く感じていたので、新たにウルトラワイドモニターのJAPANNEXT JN-IPS34G165UQ-HSを買いました。今回はこのモニターをレビューします。
AW3425DWのレビューはこちら
目次
JN-IPS34G165UQ-HS を選んだ理由
このモニターにした理由は主に3つです。
- IPSパネル
- 34インチUWQHD
- 低価格(予算5万)
これらの条件を満たしたモニターはJN-IPS34G165UQ-HSぐらいしかありませんでした。
IPSパネルを選んだ理由
IPSとパネルとよく比較されるのがVAパネルです。大まかな違いを表にしました。
| 項目 | IPSパネル | VAパネル |
|---|---|---|
| 色再現性 | ◎ 非常に自然で正確 | ◯ 悪くないがやや誇張気味 |
| 視野角 | ◎ 広い | △ 狭い |
| コントラスト | △ 黒がやや白っぽい | ◎ 黒が深くはっきり |
| 黒の表現 | △ グレーっぽく見えやすい | ◎ 引き締まった黒 |
| 応答速度 | ◎ 速いモデルが多い | △ 残像が出やすい |
| ゲーム適性 | ◎ FPS・対戦ゲーム向き | ◯ RPG・映画向き |
| 映像・映画 | ◯ 綺麗だが黒は弱め | ◎ 暗部表現が強い |
| 価格帯 | やや高め | 比較的安い |
| 用途向き | 作業・編集・ゲーム全般 | 映画・没入型ゲーム |
VAパネルと比べてIPSパネルは視野角が広く残像感が少ないのが特に魅力だと感じました。ウルトラワイドモニターの場合は画面端までの距離がどうしても遠くなるので、斜めからモニターを見ても色が変化しにくいIPSが良いです。
湾曲モニターならある程度VAパネルの欠点を克服できるかもしれませんが、仕事で画像データを扱うことがあるので画像が歪んでしまう湾曲モニターは選択肢に入れていませんでした。
IPSパネルはVAパネルと比べて残像が少ないです。私はプレイするゲームはFPSやTPS、アクション、RPGなど様々なジャンルをやるので応答速度が速いIPSパネルを選んだ方が無難だと思いました。
映画やアニメなど観るのはメリハリのあるVAパネルの方が優れていますが、私はベッドで横になって鑑賞するのでPCのモニターでは観ていません。
私の用途ではIPSパネル一択でした。
34インチUWQHDを選んだ理由
冒頭でも少し触れましたがなぜ34インチのウルトラワイドモニターを選んだかというと。作業領域が広いからです。
解像度だけでいえば4Kモニターもありかと思うかもしれませんが、2つのブラウザを表示させて仕事する場合どうしても横の長さが足りなくなってしまいます。
また、4kモニターはPCモニターサイズでは過剰性能だとおもいます。PCモニターは大きくても34インチが限度だと思っています。そのサイズで4kにしても私には画質の違いがわからないし、フルに性能を生かすにはハイスペックPCが必要です。
なので34インチのウルトラワイドモニターが私のベストなサイズです。
低価格(予算5万)の理由
私は今年中に引っ越す予定です。なので数十万はお金がかかるので予算が限られています。なので低価格のモニターを探していました。
しかし5万円以下の34インチUWQHDのIPSフラットモニターは本当に選択肢が少ないです。JN-IPS34G165UQ-HS以外には以下の2つしか見つけれませんでした。湾曲タイプなら他にもありますが仕事に影響する可能性があるので除外しました。
JN-IPS34G165UQ-HSとの比較表を作りました。
| スペック | JAPANNEXT JN-IPS34G165UQ-HS | CRUA CR340G | Z Z-Edge UG34W |
|---|---|---|---|
| 画面サイズ | 34インチ | 34インチ | 34インチ |
| アスペクト比 | 21:9 | 21:9 | 21:9 |
| 解像度 | 3440×1440 (UWQHD) | 3440×1440 (UWQHD) | 3440×1440 (UWQHD) |
| パネル種類 | IPS | IPS | IPS |
| リフレッシュレート | 165Hz | 165Hz | 165Hz |
| 応答速度 | 1ms | 1ms | 1ms |
| 視野角 | 178°/178° | 178°/178° | 178°/178° |
| 輝度 | 350cd/m² | 300cd/m² | 300cd/m² |
| コントラスト比 | 1000:1 | 1000:1 | 1000:1 |
| HDR | 対応 | 不明 | 対応 |
| 接続端子 | DP1.4×2 / HDMI2.0×1 | DP1.4×2 / HDMI2.0×2 | DP1.4×2 / HDMI2.0×1 |
| Adaptive Sync | FreeSync | FreeSync | FreeSync |
| 価格帯目安 | 約4.5〜5万円 | 約2.7万円 | 約3.7万円 |
| 保証期間 | 2年 | 3年 | 2年 |
カタログスペックはほぼ同じですが他社の方が安いです。しかし情報が少なくレビューサイトは口コミをまとめただけのエアプレビューしかないので判断材料が少なく、人柱になりたくなかったので除外しました。
なので実際に購入した人がレビューして評判も悪くないJN-IPS34G165UQ-HSを買うことにしました。
JN-IPS34G165UQ-HS 開封

箱はシンプルな段ボールのタイプでビニールで保護されています。今までのモニターに比べてコストカットされている感が強いですが、大事なのはモニターの性能なので気にしません。

付属品は以下の通りです。
- DisplayPortケーブル
- 電源ケーブル
- 電源アダプター
- マニュアル
- VESAマウントスペーサー
- スタンド
スタンドは使う気ないので写真を撮っていません。

本体背面の画像です。DP端子は2つですが、HDMI端子は1つしかないので複数のゲーム機を持っている人は注意が必要です。私は会社とプライベートのPCをDPで繋ぎ、ゲーム機は所有していないのでHDMI端子は使用していません。
USBはファームウェア更新用です。

本体下部には操作用のボタンがあります。正直安っぽいですが使い勝手は悪くありません。他のメーカーだと本体背面にボタンがある場合もありますが、使いにくいので全て本体下部にボタンを付けるかリモコンを付属して欲しいです。

モニターアームに接続してみました。

取り付ける面が平面ではないので付属しているVESAマウントスペーサーは必須です。ちなみに白い四角い部分は光りますが私はOFFにしています。PCやモニターを光らせても無駄に電気代がかかるだけだと思っているからです。
モニターアームは「エルゴトロン LX」を使用しています。購入してから10年以上たっていますが、まったく壊れる気配がありません。耐荷重も11kgまでなので安定してます。
JN-IPS34G165UQ-HS 良かったところ
とにかく作業がしやすい

これはこのモニターだけではなくウルトラワイドモニター全般の話ですが、横に画面が広いので作業しやすいです。複数のブラウザを立ち上げ、調べものやYouTubeを観ながらブログを書いています。
いちいちタブを切り替える必要がないので作業効率が上がりますが、これはマルチモニターでも似たようなことができます。デスクスペースや用途によってどちらが良いかは変わるので、自分に合った環境を構築しましょう。
仕事でもこのモニターを使用していますが、会社から貸し出されたノートPCのHDMI規格が1.4なので60Hzしかでません。幸いUSB-Cで映像出力できるのでUSB-C - DP ケーブルを購入して120Hzで使用しています。私はBENFEIのケーブルを使用しています。
ゲーム性能も十分

165Hzで応答速度が1msは今のゲーミングモニターの水準だと平均的ですが、5万円以下のIPSウルトラワイドモニターという点を考えれば十分な性能です。視野角も十分で画面端の部分も色が変わりません。
画質も綺麗で表示領域も広いので迫力があります。さすがにOLEDモニターには負けますが、十分綺麗で画面の焼き付きも気にしなくてよいので安心して長時間プレイできます。

もちろんAdaptiveSync(FreeSync)にも対応しているので、ティアリングも気にしなくてよいです。
現在は仁王3やDQ7をプレイしていますが快適にプレイできています。早くバイオハザードレクイエムがプレイしたいです。DQ7はMODを使用しなければウルトラワイドには対応していないのでこちらを参考にしてください。
JN-IPS34G165UQ-HS 気になったところ
ベゼルレスの意味がない

ベゼル幅は約1.7mmですが液晶非表示幅は5.7mmなので、意外と黒枠の部分が多く感じました。実際に使用していると気にするほどではありませんが、無理してベゼルレスにする必要はないと思います。
HDMI接続だとUWQHDは100Hzまでしか対応していない
私はDP接続で使用しているので問題ありませんが、HDMI接続だとUWQHD(3440x1440)は100Hzまでしか対応していません。ゲーマーの方ならDP接続できるPCを所有している人がほとんどだと思いますが、HDMI接続しかできないPCの人は注意が必要です。
ちなみにHDMI接続でもゲーム機はWQHD(2560x1440)になるので120Hz対応です。HDMI端子は1つしかないので複数のゲーム機を所有している人はHDMIセレクターが必要になります。
スピーカーの音質が悪い
スピーカーの音質はめちゃくちゃ悪いです。音が小さくこもっていて、昔のラジオのような音質です。
ゲーミングモニターを使っている人は別にスピーカーやヘッドホンを持っているのがほとんどなので、必要ありません。スピーカーは要らないので少しでも安くしてほしかったです。
JN-IPS34G165UQ-HS バランスの良いウルトラワイドモニター

JN-IPS34G165UQ-HSは、価格帯を考えたときに総合バランスが非常に高いモニターです。ゲーム用途なら240Hz対応のより安い湾曲VAモニターもありますが、画質面ではIPSモニターのこちらが上です。
OLEDモニターには及ばないものの、価格差を考えれば納得できる性能で、「すべてが80点の優等生」という評価です。理由は大きく3つあります。
- 1つ目はIPSパネルによる自然な色再現と広い視野角です。VAパネルと比較すると色味が素直で、黒つぶれも起きにくく、ブログ作業や動画視聴での見やすさが優れています。
- 2つ目は165Hzというリフレッシュレートのバランスです。240Hzには及ばないものの、実際のゲームプレイでは十分に滑らかで、価格とのバランスを考えれば妥当なスペックです。
- 3つ目は全体のまとまりの良さです。突出した強みはない代わりに、大きな弱点も少なく、ゲーム・作業・映像視聴のどれにも対応できる万能型と言えます。
実際に使用して感じたのは、白背景の見やすさと発色の自然さです。ブログ執筆やWeb閲覧では目が疲れにくく、色も過度に派手すぎません。また、ゲームにおいても165Hzあれば多くのジャンルで快適にプレイできます。
一方で、240Hz VAモニターと比べると純粋な滑らかさでは劣り、OLEDモニターと比べれば黒の深さやコントラストでは明確に差があります。ただし、OLEDモニターは価格が倍以上することを考えると、この価格帯でここまでの画質と性能なら十分満足できます。







