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車を手放したら、お金と気持ちにゆとりができた話

車を手放したら、お金と気持ちにゆとりができた話

長年所有していた車を手放しました。所有していた車は16年落ちのフィットで、カーネクストで買取してもらい金額は17,000円でした。

もしかしたら他の業者だともう少し高額だったかもしれませんが、A8netのセルフバックで20,000円の報酬がもらえるので実質37,000円なので良しとしました。

通勤用に乗っていた車でしたが、退職してからは使う機会が激減し、月に5回程度の食料品の買い物の時しか乗らなくなっていました。それでも、車を所有しているだけでかかる維持費は毎月2万円以上。年間にすると30万円以上かかります。

こうした出費を見直した結果、「今の生活スタイルに車は必要ない」と判断し、思い切って買取に出しました。

「乗らない車」にかかるお金

「乗らない車」にかかるお金

まずは、車を所有しているだけでかかっていた維持費をまとめてみました。

年間
駐車場11,000円132,000円
保険5,000円60,000円
ガソリン4,000円48,000円
自動車税2,875円34,500円
車検(月・年間換算)約4,200円約50,000円
合計約27,075円約324,500円
(※消耗品含むとさらに増加)

この数字を見て、改めて「乗ってもいない車に年間30万円以上も払っていたのか」と思いました。

これに加えて、タイヤやオイル、ワイパーなどの消耗品代、万一の修理費用などもかかってきます。乗る頻度が少なくても、所有しているだけでどんどんお金が出ていく。それが現実です

「車がない生活」は意外と快適だった

「車がない生活」は意外と快適だった

「車なしの生活は不便になるのでは?」と最初は思っていました。でも実際には、ほとんど困ることはありませんでした。

買い物はすべてネットスーパーに切り替えました。重たいお米や水も玄関先まで届けてくれるし、時間も指定できるのでむしろ便利です。生協やAmazonフレッシュなど、選択肢も豊富で、比較して選べるのもありがたいポイで済みます。

車で買い物をする場合は最低でも30分かかりますが、ネットスーパーなら家でポチるだけなので5分で済みます。さすがに店舗で購入する場合と比べると値段はやや高くなり送料もかかります。しかし、車の維持費を考えたら大したことありません。

ちなみに私はアークスオンラインショップを利用しています。送料が330円と比較的安く5,000円以上の買い物で送料無料です。消耗品はAmazonや楽天の方が安かったりする場合もあるので、使い分けることをおすすめします。

ネットスーパー


それに、運転しないことで余計なストレスからも解放されました。渋滞や駐車場探し、突然の故障や事故のリスクなど、知らず知らずのうちに感じていた負担がゼロに。

私は基本的に外出しませんし、徒歩圏内に地下鉄もあるので不便さはあまり感じませんでした。タクシーを利用しなければならない時もあるかもしれませんが、交通費が2万円以上かかることはないでしょう。

節約できたことにより金銭的に余裕ができ楽になった

節約できたことにより精神的に楽になった

車を手放してから一番感じたのは、やはり金銭的なメリットでしょう。

以前は、「ほとんど使ってないのに、なんでこんなにお金が出ていくんだろう」と思っていました。それがなくなったことで、月に2~3万円の余裕が生まれ精神的に余裕ができました。

年間30万円もの出費が節約できると経済的にかなり楽になります。30万円あれば高性能なPCや家電が買える金額です。浮いたお金でぜひドラム式洗濯機や食洗器を買ってほしいです。QOLがめちゃくちゃ上がります。

車が必要かどうかは人による

車が必要かどうかは人による

もちろん、車がないと困る生活もあると思います。子育て中の家庭や、公共交通が不便な地域に住んでいる人にとっては、車は生活の必需品です。

でも最近は、必要なときだけ借りられるカーシェアやレンタカーのサービスも充実しています。私も今後どうしても車が必要なときは、そういったサービスを利用するつもりです。仮に買うとしても維持費の安い軽自動車にします。

「所有していないと不安」という気持ちも分かります。でも実際に手放してみると、選択肢は案外たくさんあるし、自由度も高くなる。所有することにこだわらず、柔軟に考えることで、暮らしがもっと快適になるんだなと感じました。

おわりに:手放すことで手に入るものもある

おわりに:手放すことで手に入るものもある

今回の選択は、私にとって「暮らしを見直すきっかけ」になりました。使わないものにお金をかけ続けるより、自分の今の生活に合った形を選ぶこと。そのほうがずっと、心にも財布にも優しい。

車を手放してみて、「なくても意外と困らないんだな」という発見と、「自由になった!」という実感がありました。もし同じように「車、使ってないかも」と感じている方がいたら、一度手放すことを選択肢に入れてみてもいいかもしれません。

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