私は北海道に住んでいるのですがこの時期になると車のガラスがよく凍っています。そのため氷解スプレーもいくつか使ったことがありますが買うたびに後悔しました。なので二度と買うことはないでしょう。
氷解スプレーを買う必要がない理由
スノーブラシで削るのと時間が変わらない
氷解スプレーで溶かすのも、スノーブラシで削るのも、かかる時間はほぼ同じです。それなら、何度でも使えるスノーブラシのほうが経済的で便利です。

すぐになくなる
氷解スプレーの主成分はアルコールなので、使用していなくても蒸発してしまいます。気づいたら中身が減っていることもあります。
一方、スノーブラシなら壊れない限り何度でも使えます。

雪には無力
氷解スプレーは氷を溶かすためのものなので、雪にはほとんど効果がありません。多少は溶けますが、すべての雪を処理するには何本も必要になります。
結局、スノーブラシで雪を下ろした後に氷解スプレーを使うことになりますが、それなら最初からスノーブラシで氷を削ったほうが手間がかかりません。

車のコーティングやワイパーが劣化する
氷解スプレーが車のボディに垂れると、コーティングが劣化したりシミになったりします。また、ワイパーのゴムも傷むことがあります。
スプレーを慎重に使ったとしても、走行中に溶けた液体が流れ、結局は劣化の原因になります。

まとめ
私は氷解スプレーがスノーブラシに勝っている点はないと思っています。「ブラシで削るとガラスが傷つくのでは?」と心配する人もいるかもしれませんが、10年以上同じ車を使っていても、ガラスに傷がついたことはありません。
氷解スプレーは買う必要がありません。特に缶タイプは最悪で、車内に置いておくと冷えすぎてしまい、手に取るのも億劫になります。
スノーブラシを選ぶ際は、ブラシの向きや長さが完全に固定されているものがおすすめです。重い雪を下ろすときにブラシが動くと使いにくく、固定されているほうが耐久性も高く、長く使えます。