シャープのコードレススティック掃除機「EC-CR1」と「EC-XR3」(ともに2026年8月6日発売)の違いを比較しました。
両モデルとも、自動ごみ収集機能付きのステーションを採用した掃除機ですが、運転音やバッテリー性能、本体の重さなどに違いがあります。
ここでは、2モデルの違いを比較表でまとめました。自分に合ったモデル選びの参考にしてください。
結論:静音性やバッテリー性能を求めるなら「EC-XR3」、軽さ重視なら「EC-CR1」
結論から言うと、両モデルは搭載されているモーターやヘッド(自走パワーアシスト、極吸ヘッドなど)といった基本の清掃能力は共通しています。そのため、比較すべきは「静音設計・バッテリー性能」と「紙パックの有無」になります。
- 時間帯を気にせず掃除したい、広い部屋をしっかり掃除したい人
静音性が極めて高く、連続運転時間も長い「EC-XR3」がおすすめ - 少しでも軽いスティックと、省スペースなステーションを求める人
重量1.5kgと軽く、ステーションの重量も軽い「EC-CR1」がおすすめ
各モデルの性能の違いについて、比較表を交えて解説します。
タイガー EC-CR1 と EC-XR3 のスペック比較表
| 項目 | EC-CR1 | EC-XR3 |
| 参考価格 | 84,700円 | 90,200円 |
| 集じん方式 | スティック:紙パックレス式 ステーション:紙パック式 | スティック:紙パック式 ステーション:紙パック式 |
| 重量 (スティック) | 1.5kg | 1.6kg |
| 重量 (ステーション) | 2.3kg | 3.9kg |
| 運転音 (スティック) | 約64~57dB | 55~約52dB |
| 運転音 (ステーション) | 約69dB | 約60dB |
| 最長連続運転時間 (標準) | 約26分 | 約35分 |
| 最長連続運転時間 (強) | 約6分 | 約9分 |
| 静音化構造 | - | 風切り音低減構造 ファンネルサイレンサー 遮音防振構造 ダンピングコントロール |
| ゴミ捨て構造 | ワンタッチ着脱カップ | ワンタッチ着脱カップ パックinカップ構造 |
各モデルの違いと詳細
運転音と静音構造の違い
両モデルの最も大きな違いは「静音性」です。
「EC-CR1」は静音化構造を省いて軽さに特化しているのに対し、「EC-XR3」にはシャープ独自の「ノイズリダクション設計」がに盛り込まれており、時間帯を気にせず掃除できるレベル(55〜約52dB)まで音が抑えられています。
具体的には、EC-XR3には以下のような技術が搭載されています。
「風切り音低減構造 & ファンネルサイレンサー」でモーター音と排気音を低減
出典:EC-XR3公式ページ |© SHARP CORPORATION
モーターを覆う遮音カバーと防振材がモーター音や振動を抑え、ファンネル形状の遮音カバーと長い排気経路が排気音を低減。さらに排気を拡散させることで、耳障りな運転音を抑えた快適な使い心地を実現しています。
「ダンピングコントロール」で駆動音を低減

床と接するヘッド(吸込口)に防振材を配置する技術です。これにより、ヘッドの回転ブラシが動く時の振動や、床を滑る際の「ゴロゴロ」とした駆動音を抑えてくれます。
「排気音低減構造」により、自動ごみ収集時も約60dBの静かな運転音を実現
出典:EC-XR3公式ページ |© SHARP CORPORATION
モーター音を抑える遮音・防振構造に加え、吸音材を配置した排気経路で排気音も低減。耳障りな運転音を抑えることで、夜間や早朝でも周囲を気にせず快適に使用できます。
| モデル | 説明 |
| EC-CR1 | 日中の掃除がメインの方におすすめです。静音化構造は搭載されておらず、スティック使用時の運転音は約64〜57dB、ステーションでのごみ収集時は約69dBです。日中の通常の時間帯にサッと使う分には問題ありませんが、夜間に使うには少し音が気になる可能性があります。 |
| EC-XR3 | 時間帯を気にせず掃除したい方に最適です。「風切り音低減構造」や「遮音防振構造」など、多数の静音化技術を搭載しています。スティック使用時は55〜約52dB、ステーション稼働時も約60dBと運転音が大幅に抑えられており、マンションや夜間・早朝でも気兼ねなく使えるのが最大の魅力です。 |
これらの技術により、スティック使用時だけでなく、ステーションでの自動ごみ収集時の音(約60dB)も非常に静かになっています。「EC-CR1」のごみ収集音(約69dB)と比べると差があるため、マンションにお住まいの方や、夜間・早朝にしか掃除ができない方には「EC-XR3」がおすすめです。
バッテリー性能(連続運転時間と充電時間)の違い
| モデル | 説明 |
| EC-CR1 | こまめな掃除に向いています。標準モードの最長連続運転時間は約26分(ヘッド等の条件で最長約40分)で、一人暮らしやコンパクトな間取りの掃除に向いています。また、充電には約2.5時間(150分)かかります。 |
| EC-XR3 | 広い家でも安心の運転時間と急速充電です。標準モードで約35分(条件により最長約45分)と長く稼働するため、家中を一度に掃除できます。また、充電時間が約100分とスピーディーなため、途中でバッテリーが切れても短い待ち時間で掃除を再開できます。 |
運転時間・充電時間ともにEC-XR3が優秀ですが、EC-CR1も日常的な掃除には十分な性能です。掃除する範囲や使用頻度に合わせて選ぶとよいでしょう。
パックinカップ構造の有無

ダストカップ内に紙パックを装着する構造のため、ごみ捨てはボタンを押すだけ。ごみに直接触れにくく、飛び散りも抑えられるので、清潔に処理できます。また、ダストカップは取り外して水洗いできるため、お手入れも簡単です。
| モデル | 説明 |
| EC-CR1 | シンプルな構造です。簡単にカップを取り外せる「ワンタッチ着脱カップ」を採用しています。一般的な手動でのお手入れが必要になります。 |
| EC-XR3 | お手入れがさらに簡単になります。ワンタッチ着脱カップに加え、ダストカップのメンテナンス性を高めるシャープ独自の「パックinカップ構造」を搭載しており、お手入れの手間を減らすことができます。 |
EC-XR3は「パックinカップ構造」により、ごみ捨てからダストカップのお手入れまで、より清潔で手軽に行えます。EC-CR1もシンプルで扱いやすい構造ですが、お手入れのしやすさを重視するならEC-XR3がおすすめです。
迷ったら「EC-XR3」がおすすめ その理由は「価格差」
結論から言うと、どちらを買うか迷っているなら上位モデルの「EC-XR3」をおすすめします。
実は、EC-CR1(84,700円)とEC-XR3(90,200円)の価格差はわずか5,500円ほどしかありません。(※記事執筆時点)
たった6,000円弱プラスするだけで、「静音性」「長持ち&急速充電バッテリー」「お手入れがラクになるパックinカップ構造」がすべて手に入ります。
本体重量も100gしか変わらないため、「どうしても少しでも軽い(1.5kg)モデルがいい」というこだわりがない限りは、コストパフォーマンスが高い「EC-XR3」を選んでおけば間違いありません。
まとめ:あなたにおすすめのモデル

改めて、各モデルの特徴と「どんな人におすすめなのか」を整理しました。
EC-XR3がおすすめな人
- マンション・アパートにお住まいの方
- 夜間や早朝に掃除機をかけることが多い方
- 1回の充電で、家じゅうをしっかり長く掃除したい方
- ダストカップのお手入れを少しでも楽にしたい方
「EC-XR3」は、わずかに重みと価格が上がる分、日々のストレスになりやすい「運転音のうるささ」と「充電切れ」を見事に解消してくれる高性能モデルです。
EC-CR1がおすすめな人
- 100gでも軽い掃除機がいい!と、とにかく「軽さ」を最優先する方
- ステーション本体も軽いほうが移動しやすくて良いという方
- 日中の時間帯に、サッと短時間だけ掃除を済ませる方
「EC-CR1」は上位モデル「EC-XR3」との価格差が約5,500円と小さいため、コストパフォーマンスではXR3の方が優れています。
しかし、静音構造などを省いたことで実現した「重量1.5kg」という軽さはメリットです。「多機能さよりも、腕への負担を少しでも減らしたい」「手軽にサッと取り回せる身軽さが一番」という、明確な目的がある方はこちらを選べば良いと思います。





